永年勤続表彰職員へのお祝いの言葉

社会福祉法人　東京聖労院 理事長 和田 敏明

　この度、永年勤続表彰を受けられた皆様に、心よりお祝いと、長年にわたる東京聖労院での働きに深く感謝を申し上げます。東京聖労院の９３年の歴史は、順調な時期だけではなく、存亡の危機に陥った時期もありましたが、役職員が力を合わせ乗り越えてまいりました。昨年から現在まで、新型コロナ感染症が世界中に広がり、多くの感染者や死亡者が出ています。その影響が福祉現場に広がるなか、高齢者、児童の命と生活を守るため 700 人余りの職員は、強い緊張感を持ち、細心の注意を払いながら、長期にわたって業務に携わってこられました。その結果、ご利用者、ご家族、多くの関係者に、コロナ禍のなかでも、安心し、信頼していただける事業ができております。これは、ひとえに皆様方職員の方々の働きによるものと、心より感謝申し上げます。東京聖労院のモットーである「職員満足なくして利用者満足なし」は、今日、多く方々から共感を得るようになってまいりました。今後もこのモットーの具体化に取り組んでまいります。今後も永年勤続で表彰を受けられた皆様が、元気にお過ごしいただき、引き続き東京聖労院の事業の推進役になって活躍していただきますようお願い申し上げます。

永年勤続表彰対象職員名簿（清雅苑）

表彰職員コメント

清雅苑 高齢者在宅サービスセンター
坂田 幸恵

　介護保険制度がスタートし措置制度から介護サービスへと大きく変革した二十一年前、 福祉の道を志しました。
　在宅サービスセンターを志望した動機を伝えている私に真摯に向き合って下さっていらした面接官の方々を今でも鮮明に覚えています。業務に就くと介護についての知識を広げたい、もっと認知症について学びたいと思うようになりました。介護福祉士、介護支援専門員等の資格取得に結びついたのはそんな学びたい気持ちを受け入れ応援して下さる土壌が清雅苑にあるからだと思います。
　認知症ディサービスの立ち上げから約十年間携われたことは貴重な経験をさせて頂いたと思っております。 小さな努力を積み重ね信頼を得て地域に根付いた介護施設となった清雅苑の職員になれたことを誇りに思い清雅苑が益々発展されますことを願っております。

清雅苑 高齢者在宅サービスセンター
梯 麻衣子

　東京聖労院の一員として充実した時間を過ごさせて頂いていることに日々感謝しております。他職種から高齢者福祉の仕事に携わることになり最初にご縁があったのが清雅苑でした。一緒に働く職員は皆さん生き生きと仕事をしていて、ご利用者のより良い支援のために努力をしている地域に根差した暖かい施設だと感じたことを覚えています。そして、その思いは今も変わらずに持ち続けています。ご利用者が快適に安心安全に過ごし、笑顔溢れる時間をより多く作っていけるように今後も精進していきたいと思っております。
　これからも東京聖労院が地域の方々の大切な場所であり、地域と共に歴史を紡いでいかれることを心より願っております。

永年 勤続 表彰を受けられた皆様、誠におめでとうございます。
長年のご功績に心より敬意を表し、お祝い申し上げます。