清雅居宅介護支援事業所の倉重です。
当事業所は清雅苑の中ではなく、市内の旭が丘団地の商店街の中に拠点を設けています。
昭和40年代からあるUR団地なのですが、団地内にあったスーパーが2年前に急遽閉店。
台風が過ぎ去った翌日、事務所のシャッターを上げたら閉店のビラが掲示されていたことを鮮明に覚えています。
団地は高齢化も進んでおり、足腰の悪い方々も団地内のスーパーまでなら何とか出かけることもできたため、貴重な外出機会ともなっていました。買い物に行く道すがら、馴染みの方々が立ち話をしている場面をよく見かけていましたが、スーパー閉店後は人通りも乏しくなっていました。
買い物も近隣は小さな個人商店しかなく、何店舗か回らなければ日用品が揃わなかったり、駅前までバス等で出かけなければならなかったり…。何より、併設のヘルパーステーションも援助で買い物に行くスーパーが急遽閉店したことから、援助に要する時間が余計にかかってしまうなど、様々な影響がありました。
「今度はいつスーパーが再開するんだろうねぇ…」と住民の方々が心待ちにしていたところ、来る11月中旬にスーパーが再開することが決まり、現在工事が進んでいます。約2年間、待ち望んでいたスーパーに、工事現場を通りかかる住民の方々もどこかソワソワ。
スーパーがなくなったことで人の流れも疎らになっていましたが、再開により自然と人が集い、馴染みの方々が笑顔で言葉を交わすことができるきっかけになればと期待しています。