2018年6月

「新人職員を迎えて」

清雅苑 施設サービス部 部長 吉澤 大助

5月のこの活動報告のコーナーでご紹介したとおり、今年度、清雅苑には2名の新入職員が入職しました。二人とも男性でとても優しい、まじめな職員です。二人とも就職が決まるや否や学生時代から非常勤として入職し、少しでも早く慣れようと、必死で仕事を覚えていました。その甲斐あって、常勤になって3ヶ月で夜勤もできるまでに成長しています。
清雅苑では、新入職員には、優しい(?!)先輩職員が必ず一緒について働き始めます。手取り足取りしっかりと教えてくれます。「高齢者が生活を送る場所」、「高齢者の命を預かっている場所」なので、優しいだけでなく、時には厳しく指導していきます。その厳しさこそ新入職員の成長につながっています。
また、清雅苑は新入職員に対しての研修も充実しています。6月までに「法人理念研修」「看取りケア研修」を実施しました。「法人理念研修」では、東京聖労院の歴史と理念について理事長からお話し頂きました。先人たちの熱き想いを感じ取れたと思います。「看取りケア研修」では、すでに何人かの看取りに立ち会ってきた新入職員の心のケアを中心に行いました。「人の死」にどのように向き合っていくのかを先輩職員が事例を通して講義しています。今後、たくさん立ち会うだろう「人の死」に最初に感じた気持ちを大切にしながら、自分なりにどのようにご利用者と関わっていけば良いのかという事を学び、感じ取れたのではないかと思います。
常勤として入職してまだ3ヶ月。これから楽しい事、苦しい事、悩む事、感動すること、様々な経験をしながら立派な職員になっていくと思います。共に学び、共に考え、共に感じ、共に成長していけたらと思っています。

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